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中原 ふゆきの写メ日記

2024年06月06日 20時09分 ハート9

No.61 便利な物


便利な物、、、

ばかり溢れた世の中ですよね。

やっぱりスマホは、
スティーブ・ジョブズは世界を変えたんだと思います。
(まぁ僕は今も昔もXperiaですけど(⁠.⁠ ⁠❛⁠ ⁠ᴗ⁠ ⁠❛⁠.⁠))

世の中がスマホに、
スマホを持った人に最適化され、
果てはレストランの注文さえも、
ウェイターさんが来るのを待つことなく、
テーブルのQRコードから出来るようになった。

便利なのはありがたいですよね。
と思いつつ、便利な物に侵食され過ぎるのもいやなので、
僕は積極的に不便な物も使うようにしています。

たとえばコード決済。
使わないことはないけど、今でも僕は現金を使うことの方が多いです。
なぜかというと、お財布が好きだから。

大学を卒業するときにオーダーメイドで作ってもらった財布を少しでも多く眺めるために、
せっせと小銭を出しては10円玉を落としたり(笑)しています。

「物を大事にする」というのは時として、
こんな風に不便な物も大事にすることなのかなと思ったり。

それから、自宅で珈琲を淹れるとき。
豆を自分で挽くのですが、電動ミルも手動ミルも両方持っていて使い分けています。
忙しい!時間がない!というときはやっぱり、電動が便利です。
けっこうな量の豆を10秒くらいで粉々にできるので、時短時短。

でも、たとえば何もない休みの日とか、
なぜか早く起きてしまった朝とかには、
手動のミルを使って豆を挽きます。
一人分の粉を用意するにも5分?くらいかかってしまうので、圧倒的に効率は悪いです。

なのになんでそんなことをするのか。
それはやっぱり手動のミルで豆を挽く時間が、
「珈琲を味わう」体験に含まれているからだと思います。

不便な物を大事にすると、
こういう風に時間も大事にすることができます。

ところで、

僕たちに身近なもので、

いちばん不便なものって何でしょう?

僕は、
それは僕たちの体だと思ってます。

お腹が空いたり病気になったり、
全然眠れなくて動けなくなったり、
どうしようもない性欲に振り回されたり。

ほんと、面倒で不便ですよね。

でも、そんな不便な体も、
時間をかけて労ってあげることができます。
愛情があればそれができるし、
労ってあげることそのものが愛情にもなります。

僕たちセラピストは、
そんな不便な体をまるごと預けていただくお仕事。

僕はつくづく、不便なものが好きなんだなと思います。

ふゆきでした(⁠ ⁠´⁠◡⁠‿⁠ゝ⁠◡⁠`⁠)

コメント一覧

  • 匿名希望 さん

    わたしは珈琲飲まないけど、飲む家族のため、毎朝手動のミルで、淹れています
    手動しか持ってないので

    浅煎りと深煎りの豆では、ミルのハンドルの力の入れ具合、全然違いますよね

    珈琲淹れる朝の時間は、そんな違いを感じたり、香りを楽しんだり、これから始まる1日のこと考えたり、不便で手間だけど、無駄な時間じゃないですね
  • 匿名希望 さん

    便利に過ぎゆくものの中でわざわざ向き合うために立ち止まること、便利さの手を止めることって愛だなぁと思います。
    時間をかけて手間をかけてそれに向き合う中から生まれる愛しさを、自分も大切にしていきたいです。